自分の声に嘘をつかない。

歌が大好きなので、色々な人の声を聞くのも好きです。

上手い人の方がもちろんいいけれど、

わたしは個性的な声を持ってる人。

また声に嘘がない人が好きなんです。

 

 

この声に嘘がないって言うのは

個人個人の感覚があると思うんですが、

持っている声を生かして、作らずに

真っ直ぐに歌うと言う基本ができているかをとても大切に考えています。

 

 

ファドって、ビブラートをかけない、真っ直ぐな声なんでしょ?

と聞かれますが、実際は、現地では色々な歌い方をしている人がいるし、

もちろん地声はとっても大事だけど、テクニックとして

ビブラートかけるのもありかと思いますし。

ビブラートがあったって、心にくる歌も充分あります。

要は、聞いている方に気持ちが

いやらしくなく真っ直ぐに声に乗って伝わればいいのですよね👍

注意)このいやらしくなく、、って言うのがすごくわたしには大きな大きなポイントでございます。。。

 

プロとかアマとか言う以前に。

すごく大事なのは

 

本当に嘘のない声と

そのパフォーマンスだと思います。

立ち方、振る舞い方の自然さですね。

 

でも果たして

じゃあ本人は

わたしは嘘がありませんよって言ったところで

そう聞こえない場合があったりもして。。。。。苦笑

 

生活や心根も大事だけど。

真面目でいい人だったら

じゃあ、いい嘘がない歌が歌えるかって言うことです。

 

反対にいかにも破滅型な人生や生活をしている感情が歌に乗ればそれは

魂を揺さぶるんですか?ということ。

 

わたしの考え方は

いい歌が歌えるためには。

日々、色々な感情に溢れる生活に満ちていて

その生活状態では使いきれない心の中の大きな

叫びや、治らない感情や、伝えきれない思いが

やがては、熟成してその人の歌になると言う風に

考えています。

 

自分の感情に蓋をしない人が

声を真っ直ぐに出していると思います。

 

そして自分はまさに幼少期の忘れられない衝撃的な体験や

子供の頃から感受性を一番大切にして生きてきた自分が

歌い手になったことはあまりにも自然なことなのです。

 

やってきたことがそのままの歌詞に乗ることはないとしても

 

同じような感情に出会った経験が多い方が

理解は体でできるし

人にもどうしても伝えたくなるはずです。

だから歌手には体験が一番大切だと考えています。

世の中にはハッピーな歌ばかりじゃないですし、

それこそ体験したことのない感情を歌うことだってあります。

 

というかそう言う歌だって歌わないとならないのが歌なわけですね。

 

そこで感情込めるとか言う行動が出てくるわけですが。

表情がそうでも出てくる声とのバランスとか

そう言うものがあるから、本当に本当に

 

嘘っぽいなあって言うことも起きてしまうわけですね。

声だけじゃなくてパフォーマンス時の動きにも

現れます。

今日の内容はとっても怖いものです。

でも、幾つもの歌唱を聞いていくうちに

 

それは声の出し方によるものだと、やはり感じます。

声を出すと言うことはそれほどに、怖いこと。

 

人に伝えるための声なのに

真逆に嘘に響くことがある。

 

だからこそまずは自分の

 

ストレートボイスを知ることが大切なのです。

 

作らない

鼻にかけない

裏声を使わない

 

 

最低でもまずこの3つを大事にして自分の声を温めていくこと。

 

この3つを先に駆使してしまうと

後からは

 

自分の声を取り戻せなくなるからです。

これが本日の一番怖いお話です。

 

テクニックではなく響く音が

必ずあるんです。

それに気がつかずに

 

高音を出すためにボイトレをしたり

外国語の歌を歌ってみたりしても

 

日本語の大事な響きさえわからないのに

それが歌で伝わらないのに

発音をどんな勉強してそれっぽくなったとしても

海外の言葉での歌など表現できないと思えるんです。

 

 

練習してできることと

語学勉強とか

海外生活するとか

そう言うこととはちょっと違って

 

 

自分の声を見つめる作業がとても必要なんですね。

それだけは、心にとめつづけ、

わたし自身も歌い続けたいですし

 

自分の声や歌い方に悩む方々にヒントを与えていきたいと

個人レッスンをしています!

次回はそんな個人レッスンを受けている生徒さんを紹介しますね!

 

★今日のマチャコのチャレンジ★

 

嘘のない声

日々の生活の中で

自分の感情に決して蓋をしないことである。

そしてテクニック的にはまっすぐな声を味わうことである。

裏声、ビブラート、鼻にわざとかける

色々なことは最後である。

そうしていかないといつまでも自分のまっすぐないい声に出会えないからね。

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ポルトガル大衆音楽ファドを歌い、南国の熱いキューバダンスを踊る。ラテン界のチャレンジャーMACHAKOからの皆様への声とココロとカラダに役立つ情報をお届けしています!

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ABOUTこの記事をかいた人

asaimasako

MACHAKO(浅井雅子)です。ポルトガルの大衆音楽ファド(FADO)を歌っています。 行動力と溢れ出るパワーで生きています。フラメンコ・サンバ・サルサも大好きです。ギターとパーカッション命。好奇心いっぱいに生きてます。