サルサにおける男と女のコミュニケーションとは?

下北沢でサルサを教え始めたのは、もう今から20年前のことになります。

最初は、ペアではなくて女性チームに振り付けを教えていました。

その後、キューバに通いながらペアダンスを学び、ペアダンスのしくみを理解しながら

今まで自分のペースでずっと続けてきました。

一時期だけ、「私には教えるのが向いていないな」と感じたことがあります。

それは、人にダンスを教えるのは好きですが、

サルサだけじゃなくて、踊り自体が「自分はそこまで好きなのか?」という点でした。

もっともっと「サルサが好きな人が教えるべきじゃないのかな」などです。

 

答えは、ある時出ました。

私はダンスというものに、どこかシステム的なものを追求する癖があって

「あら?こうしたら踊れるじゃないか」というのを見つけ出すことがとても好きなのであって、

 

男の人と踊りたいからサルサを始めたのではないし、

ましてやお酒を飲んでわいわいと騒ぎたいのでもないのでした。

あとは、自分自身の挑戦があって

サルサよりもルンコルンビアやサンテリア、

フラメンコなどがもともと好き。

ひとりで踊るものが好き。

 

本当に、結局はサルサの音楽がすきなので、自分自身にただただ踊りの仕組みの納得を与えたくて、サルサを学びたかったんですね。

 

しかしそんな私でも、

そこからさらに発展し「サルサはコミュニケーションダンス」という答えに数年前に

行きついたのです。この発見はすごいことでした。

 

そこに行きついてからは、私は「自分の向かう方向は間違いなく男女コミュニケーションを伝えること、これだ」と

信じられて、同時に自分がこれから教え続けていく使命をもって取り組んでいます。

 

「リードとフォローに関しては、その男女の両側の理解をしっかり根底に持てばうまくいく」

 

サルサというペアダンスにおいて、男役、女役そのどっちにも興味をもって

取り組んでいけば、コミュニケーションの基本が学べるということですね。

 

踊りというよりも「男女関連のあれこれに関して興味が深いほう」が、きっとサルサは理解できるかなあと

いうのが長年教え続けての答えです。

 

私は、一見、男っぽくて、リーダーシップがあるので、「さばさばしている」などとみられることもありますが、

 

とんでもないです。

 

実際は本当に両面の両極端な人間です。

むちゃくちゃ男になり、リードしたいときもあるし、

待っているような女でいたいときもあります。

 

これはイントラとして「本当によい性格だ」と今では思っています笑

 

なによりも日本人男性の持つ、基本的な性質、日本人女性のもつ基本的な動きを研究していたら

 

「面白いな~~~っ」と思うようになりました。

 

みなさん長年日本人をやってきましたから、全員ほぼ同じ癖を持ってます。

 

でもそれをサルサでは学び、解放することが可能です。

 

決して女性はセクシーである必要もないし、男性は男らしくあるべきでもないんです。

 

女は男を待って。男は女にきっかけを与える。

 

ただ、それだけです。

 

待つことができない女

 

きっかけを差し出せない男

 

なんかちょっとドキッとしませんか?

 

 

サルサはこういったことを考えながら教えると解決に向かうことが多いです。

 

その人の持っている癖そのものを、踊りに合うように方向を教えて直していくのです。

 

わたし自身もたくさんのことを修正しました。

 

でもそれは「とても楽しい修正」なのです。だって「上手になる」のですからね。

 

何かうまくなりたかったら、自分そのものをまずは一回忘れましょう。

 

先生がこうやって直したほうがいいといったら信じてやることです

 

この頭の柔らかさは、本当に踊りにも歌にも大事な要素です。

 

 

はじめの一歩は、本当に素直になってみましょう。

 

新しいものって、自分にはある意味脅威的に映るのが常なんですけど

 

信じてみたほうがいいですよ。

 

やってみたいと思ったその気持ちをもって

 

自分より知っている人に

聞いてみたり、質問したりしましょう。

 

ものすごく自分が変わり、踊れるにしたがって

何か生きやすくなってくるくらいの感覚が来ます。

 

身が軽く心が軽く、

でもそれこそがサルサですからね。

 

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asaimasako

MACHAKO(浅井雅子)です。ポルトガルの大衆音楽ファド(FADO)を歌っています。 行動力と溢れ出るパワーで生きています。フラメンコ・サンバ・サルサも大好きです。ギターとパーカッション命。好奇心いっぱいに生きてます。