底辺 支えるものは呼吸

昨日のファドレッスンでは、
全く普段歌を歌わない。
全く普段ポルトガル語をやらない。

だけど、ファドが好きになってきた!
という女性に(レッスン歴4か月)
はじめてのボイトレをした。

鼻から吸って
口から出す

というごく単純な作業。
生きるために自然にやっていることだけど
実はむちゃむちゃ意識すると難しいことを
わかってもらうため。

腹式呼吸とか
いろいろあるけれど
基本は大きく吸って
緩やかに出す
小さく吸って
タイトに出す

様々に呼吸で使い分けて行くことができるかどうかで
いろいろと変わっていく歌そのもののイメージがあること。

そういう歌以外のイメージ力がたかい人に会うと
とっても刺激されます。

情熱がぶつかってくる人がわたしは好きなので
(音楽だけじゃないけど)
いつも求めています。

私なりに
声っていうものだけじゃなくて

歌がそこにたっていて
そこから出す
エネルギーみたいなもの
それ自体が変わる?

それは歌手の呼吸で動いていると思っているので
そんな話。

手をさしのべるという動作ひとつも
歌詞がそうだから
というレベルでは、やっていないということや
動きながら歌わないファドだからこそ、
どういう風にたつのか。

等々

アポワンの飯田貴美子さんのシャンソンをこないだ見たときに

ああ、この人はそこが完璧だなーあと
深く感動したんだけど、

その辺りから自分にもまた新しい発見と
お客さんからの感想が出るようにもなって、、、、

生声で聞きたいから
マイクはずしてくれと
ライブ途中で懇願されるようになり。。。
さらにはその後の感想で
大きな会場を考えてくれる方が現れたり、、、、

逆に竜頭蛇尾になってしまう例を
挙げられて
ああはならないと(なれないけど(..))
再度心に決める。

飯田貴美子さんのように
龍が果てしなく空を飛び回る歌の方が
当たり前だけど
お客さんの顔がライブのあと違う。

とっても簡単なことなのですが

こういうものだと決めてかかってやることが
違うだけ。

歌はその場で決めてかからない感情や情熱
普段の感性や感覚を
その瞬間120%お客様だけじゃなくて
その会場じゃなくて
もっと大きなものに

ぶつけているものだと、
飯田さんの数曲で確信しました。

そういう確信っていうのは
正しいなかには、無いものだと書き方が難しいけど
思います

生徒さんは
目がキラキラ輝いて

深いですねーっと
笑顔で帰っていきました(^^)v

彼女はコインブラのAメロを
実は自分が凄い速度で歌えてることはわかっていません。。。。
(気がつかないほど早いから、、、、)

わたしはあえて
自分は今までこんなことをして
あんなことをして
だけど、全然うまくならなかったんだっていう
過去を話す。

理由があって。

それをやると
ちょっと外れた感覚になってくれて
そこから緩やかに生徒さんが心を開いて
そこでやるべきことを
すうっと体に入れていくことや
自分がちかしい人であると理解するから。

わたしは今はでっかい声がさんざん出るけれど

それは

歌を歌ってきたからだけじゃない

というのは
一番自分がわかっているので
そこを伝えていくのがおそらく、
教える場合は
使命です。。。

ダンスをしたり
体を動かすことや
新しい環境にどんどんと行くことや
リトミックの子供たちと心から笑う
いろいろなことをしていること

飽きない生活
飽きない環境

飽きない人間関係←一番だいじ

それによってわくわくが
口から飛び出る歌でいたいです。

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ABOUTこの記事をかいた人

asaimasako

MACHAKO(浅井雅子)です。ポルトガルの大衆音楽ファド(FADO)を歌っています。 行動力と溢れ出るパワーで生きています。フラメンコ・サンバ・サルサも大好きです。ギターとパーカッション命。好奇心いっぱいに生きてます。