オハコsong ボーカルレッスンを一年やってきて
多くの生徒さんに出会うことができ、私もたくさん学びを得ました。
歌が上手くなるために、自分のオハコを育てるために、皆さん来てくれていますが、
ここで本当に自分の性格や性質、行動の仕方を振り返ることが
できるんですね。
歌う事は実は「自分の深い部分を知る事」なんです。
普段の自分の性質を振り返ってみると
「なぜ、上手くいかないことが起きるのか、良くわかるように」レッスンを重ねるとなるんですね。
まず、
行動力があるのと
早とちりは、全く違います。
すぐやってできるほど歌は甘くないです。
落とし込むのに時間がかかって当然です、
だから私のレッスンは「録音して1ヶ月自分で練習していく」んです。
次回に成長があるように。。。
すぐにはできなくても
「来月までに必ず見てきます」と言えるひと
「わかるようになっていきます！」と言える人
が上達します。
考えること
悩むこと
思考を重ねること
調べること
それらの時間を積むと「全てが深みになる」のです。
性格と行動を改めるだけで
本当に歌が変わります。
「そんな人の性格なんて変わらないよ」というかもしれませんけど
行動を改めることは、できるはず。
だって
「あなたは上手くなりたいんだもんね！」
ね、そのために習うんですもの。これが答えでしょう。だったらやれるはず。
私もそういう性格の人間ですから、すぐにやりたいしすぐに行動したいです。
ただ、それで上手くなったなんて感じた事は今までに一回もありません。
だから「素直に自分の悪い癖を直すこと」ができたら一歩進めます！
オハコsong レッスンが通常のボイトレとは全く違うことの１つに
私が実際に一例として見本をしっかりと聞かせる。
という部分があります。
これは普通ではないですよ。ボイトレは発声練習が主なんです。でもオハコは違います。
きちんと例としてこういう風にもできる、こういう方法がある。と全身でレッスンしています。
これ、私が15年前に習っていたボイトレの3人の先生で、
やってくれた人は「たった一人」でした。
でもその方はラテンソングは歌わない人だったので、
(ポルトガル語やスペイン語)
あまり良い見本ではなかったのです。
でもその人はステージングにこだわりがあって本当に動きや表情などで勉強させていただきました。
今の私にとって一番の先生だったのは
ポルトガルで歌っているプロのファド歌手の発音や
ステージングです。
キューバでの数々のコンサートで間近で聞いたど迫力のボーカリストたちの
ステージングや歌唱です。
彼らにくっついて回って最高の歌を聴きまくり、
すぐに自分も試していった失敗とチャレンジの日々があって
ああなりたい！と思ったから
今の強い声を得られました。
「いい歌を、よくよく、時間をかけて聞く。」
これこそが本当の意味で「自分のため」になります。
闇雲に何度も歌っても、上手くなるということから
どんどん離れていきます。
(これ過去の私に言いたいです。)
1ヶ月後のボイトレをやると
1ヶ月間生徒さんが何をしてきたのかが私にはわかります。
「自分に加えるものは、テクニック」と最初から思っているなんて
とんでもないことです。
いらないことがいっぱいあるから上手くならない。と考えたらよっぽど気持ちが楽になりますよ。
どんどん悪い癖を辞めて行くのがいいです。
「原曲をよくよく聞くように」レッスンでは、何度も言いますし、
私の例を歌って録音もしていますから
それをどこまで一人で消化してきたかが
わかってしまいます。
その人らしさ。、個性。
というものは
本当に底辺が出来上がらないと上に載せる事は出来ないと
思うのが毎回です。
また、これはダンスでも全く同じです。
私は自分があまりに上達しなかった時に
泣いて情けなくも人に訴えたことがあります。(つい最近のことですよ笑)
その時に
「少しでもよくなって行ってるんだから充分じゃないか」と励まされてハッとしました。
全くその通りなのです。
前よりもよくなっている自分がいれば充分。
この一言は歌を続けるのにどれだけ救われる言葉でしょうね。
私も皆さんにこの言葉をかけたいと思います。
私もまた、学び続けています。
ごく普通のボイトレや発声練習では
学べません。
オハコsong レッスンは
それ以上に深みに突っ込んでいくため私も真剣勝負なのです。
続きます♪
オハコsong ボイストレーニングの詳細はこちらです。
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