踊る力以前に、とにかくとにかく「リズム」を鍛えましょう!

今日は、ダンスが好き、かっこよく踊りたい、うまくなりたい。

と願いながら日々ダンスレッスンに通っている皆さまにお知らせがあります(笑)

 

それは、世の中のどんなダンスを学んだとしても

これが一番最初にきちんとできない限り

必ず、途中で行き詰ります。というお話。

 

それはリズム感を鍛えるということ。

当たり前と言えば当たり前すぎるのですが、

本当~~~~~~にそうなのです。

 

例えば、ジャズダンスやヒップホップの時は曲が決まっていて振り付けも決まっていますよね。

こういったダンスの場合は、曲をまずは「丸暗記」(さらに「鼻歌」で全部歌えるレベルまで行く)

カウントを「丸暗記」(さらに口に出して言えるまでのレベルまで行く)

することで、「積み重ねたら自分なりに全部踊り切れる」と思います。

 

しかし、

サルサのように、振り付け通りではなく自分で技を繰り出す系のもの。

またフラメンコのように途中でリズムが変化するようなもの。またフラメンコは自分が

楽器演奏者(足やパルマ)にもならねばなりません。

サンテリア(キューバの密教の踊り)も音との一体感から体からバタのリズムを放出するので、

同じくそうですね。

 

このような種類のダンス(私の知る限りですが、ほかにももちろんあると思います)

の場合は

「曲を覚えたからと言って踊れるものでは決してありません」

 

三つとも共通点は、生演奏によって踊ることが本物とされる踊りであることです。

 

この場合、さらにサルサを除いて下の二つにおいては

「踊り手が演奏をリードをしないとならない部分」があります。

サルサは

「男性が女性をリードしなくてはならない」のですが、

ある意味においては同じような要素だといえます。

 

踊り手がリードするということですが、つまりは

踊り手が音楽を奏でる。リズムを打ち出す。

歌っている人に合図を出す、バックに踊りで知らせる要素がある、女性にリードに応えてもらう。

 

ということになります。

 

さてここまで来たらきっと少し気が付いたかと思うのですが

ジャズダンスやヒップホップなどの振り付け前提の踊りとは、本当にこの3つは違うのです。

 

最近フラメンコを踊っていて思うことがあります。

 

生演奏の場合は、ギターさんもカンテ(歌)もその時々に違いますし、

サンテリアもそうで、演奏者によって次に来る音の感じが違ったりします。

テンポも違います。

歌の長さも違います。

 

そういう時に頼りになるもの

それはまさしく

 

自分自身のリズム感。(さらにはサルサやフラメンコを「音楽として勉強しているか」どうか)

もうそれだけが頼りとなるのです。

 

なので私がいつも提唱している

絶対リズム感

を養っておくことが大前提となってくるのです。

生演奏の場合、本番で何が起きるかなど誰もわかりませんからね。

自分さえしっかりしていれば後ろがついてきてくれるという状況にもなりえます。

 

フラメンコも12拍子と難しいですが

サンテリアは、3つのバタという楽器が表裏を使い奏でる

音を聞き分けて踊ります。非常に難解です。

 

どちらも今までに日本では全く聞いたことがないリズムであり

音楽、さらにフラメンコとサンテリアはリズムが変わったらステップの形が変化するなど、

合図に関しての展開も似ています。

 

なにはともあれ、

絶対リズム感なのです。

 

8ビート

16ビート

12拍子

4拍子

2拍子

3拍子

8分の6拍子

エトセトラ

 

これらを延々ずっとずっと

自分ひとりで打ち出せるリズム感。

音楽などなくっても体で表現できる力をいいます。

 

そこからが実はどんな踊りをやるにしても

一番大事な底辺ですし

 

どんな踊りをやってもぶれない体幹も鍛えていける部分であると思います。

 

体の中にあるリズムは絶対に裏切りません。

逆に体をどんなに鍛えても、その動きがリズムに合わなかったら

まったく踊っているように見えません。

 

おかしな話、筋肉がなかろうが、太っていようが

痩せていようが、年を取っていようと、子供であろうと

 

完璧な身体能力を持っていたとしても

リズム感が足りないダンサーに

絶対リズム感を持つダンサーは

勝つことができるんですよ。

 

リズムってすごい力をもっている人間の能力ということです。

とにかく、まずリズムを制することです。

 

「私リズム音痴なんです!」という方が教えていると多いんですけど

 

「じゃあ鍛えましょうよ♪」

 

ということです。

 

あなたが目指す踊りがどんなものであったとしても

基本、底辺、根底であるリズムトレーニングを毎日しましょう。

 

毎日です!!!!!

 

そうしないといつまでの同じ場所で、今のままずうっと「もがくだけの踊り」のまんまですよ。

厳しいかもですけど、本当なので。。。

 

そして、もしも一人でやるのがつらい、よくわからない、自信がないという場合は

是非、わたしのダンスレッスンに来てくださいね。

 

どんな方でも、必ず今よりもずっと自信をもってリズムを打ち出せるようになっていきます。

 

もしご興味があれば、お問合せフォームからご連絡をお待ちしています。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

asaimasako

MACHAKO(浅井雅子)です。ポルトガルの大衆音楽ファド(FADO)を歌っています。 行動力と溢れ出るパワーで生きています。フラメンコ・サンバ・サルサも大好きです。ギターとパーカッション命。好奇心いっぱいに生きてます。