紆余曲折を楽しめるかどうかにかかっている。

なんでも結果をすぐに求めることをよしとする場合もありますけど

そういう場合は、一回うまくいっても継続力がなかったり、

さらには、燃え尽き症候群になってしまうこともあるんですよね。

 

いや、本当にそうなんだと思います。

びや~~~~っとあっという間にうまくいくことってあるんですよ。

特に若いころのほうが多いかもしれませんが。

 

でもそういうものって続きましたか?

うん、例えば恋愛。。。

 

松田聖子さんが

ビビっときました!という名言で歯医者さんとご結婚されていましたが、続かなったですよね。

 

私も実は若いころ、(といっても20代後半ですけど、っていきなり告白タイム)

一目ぼれの経験があります。

それはもう、パっとみて、すぐに好きになってしまうくらいの

一目ぼれ。あれはなんだったのか・・・

目の前に超理想の人が立っていた。。。という感じです。

いや~あの時の衝撃はもう忘れることはできません。

それくらい自分の大好きが全部詰まっている感じの人でした。

 

なぜか、相手も気に入ってくれて、

つきあうことになったんですよ。

それはもう、とんとん拍子でした。

(今では、信じられません)

でもね。

数か月で大げんかの繰り返しが待っていました。

お互いにカギを投げあう!みたいな、、、ちょっと

激しいものでした。

 

若かったので、そりゃ暑苦しいし、激しかったですね。

理由は、私が悪い部分はもちろんありました。(やっぱりこの性格かな?)

でも彼は、心が育ってなかった部分がある人でした(ご両親の問題と家庭の事情です)。それは間違いありません。

 

私のおおらかさというか、能天気さを、どこか信用できないというふうに彼はとっていましたし、実際はなにも裏切っていませんでしたが、そう思わせてしまうような行動範囲はあったからです。

でも、

最初あんなにあんなにいい感じだったのに、

一体どうして????って当時さんざん悩みましたね。

 

若いときってでも、どうして

自分の悪いところが、こうもわからないんでしょうかね。

わからないもの同士が相手を責めて、

どうしてわからないんだと言い合う。

「一番好きになった人が一番いやな奴だった」と最後は言われました・・・・・・

 

とても不条理といいますか、何も生産されない付き合いに

落ちていったんです。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

それからも、何回か一目ぼれをすることがありました(懲りないやつ)。

そして

やっぱり、その後割と早めに問題が起きるんです。

基本的に

「どうして思い通りにいかないんだろう」とお互いに思ってしまう状態が多いんですよ。相手のことが理解できない。

 

それで私もとうとう気が付いたんです。

 

もしかして

最初うまくいかない物事のほうが

実は長く取り組めるんじゃないのか?

 

(‥それもうそでしょ・・)

 

ってね。ドツボにはまっていく思考の方向ですね。

 

考えてみたら、幼児教育も、ダンスも、キューバダンスも、

ファドも、フラメンコも

 

まったくもって最初は、

うまくなんてちーっとも行かなかったんです。

どっちかといえば、かなりの劣等生だったと思います。

 

でも、悔しくて

 

じゃあどうしよう。

続けてやる。

いつかかならず、追い抜いて見せる。

いつかかならず振り向かせて見せる。

いや、マイペースでできるところまでいく。

などなど、

闘志を燃やし、それを自分に存分に投資した!(うまい)

完全なる自己投資の塊精神で、燃えに燃えてマチャコは

頑張った。

 

だから、続いたんですね。

 

恋愛だと、うまくいかないと相手のせいにするけど

音楽やダンスは、

「相手のせいにはできないから」でしょうね。

 

かっこたる立ち位置にいる。ダンスという音楽という

とにかく大きなものを得るには、こちらが、

「はいはいはいはい!!」とどんどん素直になって

学ぶ精神で、決して

「でも、だって」なんて言ってる暇は一切ないんですよ。

恋愛とかだと、もやもやしたり、でも、だって、なんて茶飯事でしょうけど、

 

そんな時間。。。。もったいないじゃないですか。

 

私は、「はいはいはい!」となんでも取り入れたということで、

あんまり脳みそを使わずに、真似をしてどんなに時間かかっても

能動的にひたすら言われるまままっすぐに学んできました。

つまり

「紆余屈折をこころから楽しんでいた部分」が大きいです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

まとめると。

なんでもすぐにできるなんて

つまらないですよ。

 

それは歌もダンスも

人間関係も、、、、

多少うまくいかなくても

「でもなんとかしていこう」という時間を

楽しんでいけるかどうかにかかってる気がします。

楽しくないならやめたほうがいいです。

わたしは全然楽しくないことを続けすぎて、おかしくなった

こともあるので、絶対に楽しくないことを薦めません。

楽しめない、涙が流れる、つらい、くるしい。

これが来たら、

向いてないと思うようにしてます。

でも

楽しめる、泣いても負けたくないと思える、辛いなんて思えない、苦しみさえも快感だ。

 

正直、歌を歌っていたら、そうなるときはたくさんありました。

 

そうして時間をかけて積み上げられたものの中に

本物が紛れているんです。

 

ああ、これは本物だったなあって気が付くと

それは永遠のことにつながっていく。

 

そのほうが、最初からうまくいくより

 

ずうっと素敵じゃないでしょうか?

 

今までいろいろなことにチャレンジしたけれど、

私は、紆余屈折を楽しむことを最大のチャレンジだと思ってます。

 

いつか手に入るその時まで

楽しんでああでもない、こうでもないって楽しく続けていきたいです。

 

もちろん見本をしっかりと目にしながら。自分が

おかしな方向にいかないように、先生に、時々

みてもらいながらです。

 

独学でやれるのは、ほとんど天才です。

 

皆さまも紆余屈折楽しめますか?

楽しめないなら、、

きっと合っていないお仕事、趣味なんだと思います。

「簡単に達成」

「楽しいだけの仲間」

をいっぱい周りに置くのも、、、う~んだめです。

 

単なる

「面倒くさがりに自分もなってしまう」から。

これ自分に言ってますけどね!(汗

 

環境がいいことが一番とかいって

新しい人を入れないで固まって、

決まったことだけしてる

風潮も、どうだろう、、、、、かなり、よくありません。

 

それでも、どうやってやっていこう。

と前向きに笑顔で思えるように環境を作りたいです。

色々と風を入れ替えたいです。

 

音楽とダンスと人間関係は

本当にこのことをきちんとたんたんと受け入れていく

簡単にうまくなんていくものか、ということをまっすぐ受け止めるそれだけで、

自分自身の心や技術の成長は間違いないと、私は思っています。

 

それを受け入れず、

簡単にやりたい人は、

そのうちぽきっと折れて

なんだかさっさと食らいつかずに辞めてしまう。

 

それくらい音楽、ダンス、人間関係

これらは、簡単じゃないですもの。

ひとつの問題は1年くらいかけて、自己流から直す。

それくらいの心構えでちょうどいいと思います。

今のわたしも、まったくそれ、そのとおり

1年に一歩、進んでます。

 

今日も紆余屈折を楽しんでいますか?

 

 

 

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ポルトガル大衆音楽ファドを歌い、南国の熱いキューバダンスを踊る。ラテン界のチャレンジャーMACHAKOからの皆様への声とココロとカラダに役立つ情報をお届けしています!

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ABOUTこの記事をかいた人

asaimasako

MACHAKO(浅井雅子)です。ポルトガルの大衆音楽ファド(FADO)を歌っています。 行動力と溢れ出るパワーで生きています。フラメンコ・サンバ・サルサも大好きです。ギターとパーカッション命。好奇心いっぱいに生きてます。