土曜日は栃木県真岡市の「らそす」さん企画の
ファドライブでした。 このライブが行われたつながりですが、
「サンバ」「ファド」「フラメンコ」の不思議な不思議な縁。
実はそこに今回
「サルサ」の縁が加わり、
私はこの運命の出来事に、本当に驚いています。
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土曜はそのまま、真岡に宿泊し
日曜の午前中は観光をして帰ってきたところです。
ライブの報告は写真をいただくために、
このあとのブログでじっくりと皆様に
おしらせします。
今日は、翌日の観光の様子をお届けします!
翌日は朝早くからメンバーとともに
らそすの女主人、よりえさんに
真岡の町を案内しいていただきました。
旧家への訪問。「岡部記念館 金鈴荘」へ。
「或る女」の、国木田独歩の最初の妻であった、女性の離婚後の波乱万丈なストーリーを描いた作品です。
この女性が晩年すごした館です。
長い渡り廊下、
そして、何間もつながった広い居間
外観は、このようななまこ壁になっているのに、
内部は、想像がつかないまた別の世界でした。
金鈴荘では、
映画の撮影もよく行われている様子。
たしかに日本家屋のたたずまいが広々と残されているので、
映像にはぴったりでしょう。
隣には真岡綿の、織物をする会場があり、
職人の女性が紡いでいました。
真岡の時代を紡いできた真岡綿、
その機織器には、
どこか哀愁の風情がありました。
さて「或る女」は、自由奔放に生きた女性を描いた作品で、
今まで機会がなくて手に取ることもなかったのですが、
今回ここを訪れたというきっかけもあり、
読んでみたくなりました。
とにかく物事って、
知らないと興味を持てないものですよね。
だからなんでもそうだけど
「きっかけを与えられた」ということは
宝物なんだと思います。
自分にいままでなかったものを
生む力が
きっかけにある。
それは日常のどんなことでもかまわない。
きっかけによって、生まれてつながるものを
大事していけば
日々、新鮮な生活ができるのだと感じています。
(つづく)
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