恋のツキ を全話見た 感想文

〜ドラマレヴュー 恋のツキ〜

恋のツキ Webサイト

久しぶりに最後まで見た連ドラでした。

なぜなら原作がかなり好きだから、
これ絶対に映画化されるだろうなって思っていたんです。

 

このお話は31歳で、マンネリ気味の彼とは
同棲2年付き合ってからの合計は4年の女性
ワコが
このまま、この流れでときめきのない結婚するのかな
(というか結婚にときめきは、入らないと思うけど)と悩みながら

自分が働く映画館でふと出会った高校生イコに
惹かれて行く話。

 

「現実には早々起きないシュチュエーション」ながらも、
なぜか見ていて感情移入するのは
登場人物の会話のやり取りや、
さらに役者さんがすごく役に
「ハマっていたから」だと思います。

体張ってますもん!

特に、ぐうたらなパワハラな呑気な感じの彼、ふうくん。。。。


この役にぴったりの役者さんには、
あまりにもぴったりすぎて毎回

わたし、面白いくらいに
イラッとさせられました笑  (演技が上手い証拠です)

でも見て行くうちに登場人物みんな

すっごい人間臭くて
ドロドロしてて、
でも誰かのことを頑ななまでに考えていたり
真逆に自分の欲望のことしか考えてなかったり
わがままを突き通したり
言いたいことは言わずにいられない人たちで、

とにかく人間の
「嫌なところがいっぱい出てきてる」
そんな中

映像だけは本当に映画のように清く、美しい。

そのギャップが好きでした。

人ってこんなものだと、最後の方は思えてきました。

偉そうなこと言える人なんてこの世にいない。
人を好きなのか自分だけが好きなのかわからなくなり。

でもみんなその時はただ一生懸命に、
生きる。をひたすらにやっているんですね。

悩みも苦しみも怒りも嫉妬も
喜びも悦びも痛みも
全てひっくるめられているドラマだったですね。

賛否両論が巻き起こるこの設定ですが、

今よりずうっと以前にも
ドラマにならずとも
漫画の世界ではこの設定はよくあった事なんですよ。

(夢の温度とか

 

高校生役の子たちすごく演技上手でしたね。

 

感情のままに突っ走る若きイコくんは

本当に立ち直れてよかった。
(親心。。。。)

ラスト

男性ではなく
自分の仕事にときめきをきちんと
見出したワコに乾杯!

自分で生み出すときめきは、
絶対に裏切らないものだから。
ワコはワコを

 

自分で一番にしたんだね!

と思えて泣けてきちゃいました。

それにしてもあの遊園地跡、

めちゃめちゃ行きたくなりました❤️

それと、このドラマで一番大事かなと思うのは

夢を大事な人には口にして伝えるという事。

あの観覧車で告白しなかったら
あのラストはやってこないと思います。

人に思いを正直に伝えることって
本当に大切な素直な行為で素敵です。

とにかく人物の描き方が、どストレートで

素晴らしいドラマでした。

人はそのうちに感情があるふりをして生きて行くようになる。

という言葉が突き刺さりました。

#恋のツキ 

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ポルトガル大衆音楽ファドを歌い、南国の熱いキューバダンスを踊る。ラテン界のチャレンジャーMACHAKOからの皆様への声とココロとカラダに役立つ情報をお届けしています!

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asaimasako

MACHAKO(浅井雅子)です。ポルトガルの大衆音楽ファド(FADO)を歌っています。 行動力と溢れ出るパワーで生きています。フラメンコ・サンバ・サルサも大好きです。ギターとパーカッション命。好奇心いっぱいに生きてます。