下北沢でサルサを教え始めたのは、
最初は、ペアではなくて女性チームに振り付けを教えていました。
その後、キューバに通いながらペアダンスを学び、
今まで自分のペースでずっと続けてきました。
一時期だけ、「私には教えるのが向いていないな」
それは、人にダンスを教えるのは好きですが、
サルサだけじゃなくて、踊り自体が「自分はそこまで好きなのか?
もっともっと「サルサが好きな人が教えるべきじゃないのかな」などです。
答えは、ある時出ました。
私はダンスというものに、
「あら?こうしたら踊れるじゃないか」
男の人と踊りたいからサルサを始めたのではないし、
ましてやお酒を飲んでわいわいと騒ぎたいのでもないのでした。
あとは、自分自身の挑戦があって
サルサよりもルンコルンビアやサンテリア、
フラメンコなどがもともと好き。
ひとりで踊るものが好き。
本当に、結局はサルサの音楽がすきなので、自分自身にただただ踊りの仕組みの納得を与えたくて、
しかしそんな私でも、
そこからさらに発展し「サルサはコミュニケーションダンス」
行きついたのです。この発見はすごいことでした。
そこに行きついてからは、私は「
信じられて、
「リードとフォローに関しては、
サルサというペアダンスにおいて、男役、
取り組んでいけば、
踊りというよりも「男女関連のあれこれに関して興味が深いほう」
いうのが長年教え続けての答えです。
私は、一見、男っぽくて、リーダーシップがあるので、「
とんでもないです。
実際は本当に両面の両極端な人間です。
むちゃくちゃ男になり、リードしたいときもあるし、
これはイントラとして「本当によい性格だ」
なによりも日本人男性の持つ、基本的な性質、
「面白いな~~~っ」と思うようになりました。
みなさん長年日本人をやってきましたから、
でもそれをサルサでは学び、解放することが可能です。
決して女性はセクシーである必要もないし、男性は男らしくあるべきでもないんです。
女は男を待って。男は女にきっかけを与える。
ただ、それだけです。
待つことができない女
きっかけを差し出せない男
なんかちょっとドキッとしませんか?
サルサはこういったことを考えながら教えると解決に向かうことが
その人の持っている癖そのものを、
わたし自身もたくさんのことを修正しました。
でもそれは「とても楽しい修正」なのです。だって「上手になる」
何かうまくなりたかったら、
先生がこうやって直したほうがいいといったら信じてやることです
この頭の柔らかさは、本当に踊りにも歌にも大事な要素です。
はじめの一歩は、本当に素直になってみましょう。
新しいものって、自分にはある意味脅威的に映るのが常なんですけど
信じてみたほうがいいですよ。
やってみたいと思ったその気持ちをもって
自分より知っている人に
聞いてみたり、質問したりしましょう。
ものすごく自分が変わり、踊れるにしたがって
何か生きやすくなってくるくらいの感覚が来ます。
身が軽く心が軽く、
でもそれこそがサルサですからね。
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