できないときは想え。

本当にどんなことでも楽しく継続していけば成長するし成功すると思います。

特に私は、ダンスや歌を教えていて、たくさんの生徒さんに出会い、その継続の様子を目の前で

見ています。もちろん私自身を思い返しても、本当にそう思います。

 

楽しんで継続するということは、何よりも成長のための大きな条件です。

でも、生きていたら環境や状況でどうしても続けられないことが起きるでしょう。

私もやんちゃな性格故,けがが多くて、ダンスをやすんだり、

声の関しては、このブログでも書いていますが、声帯結節に悩まされて

何年も治療を繰り返したりして、歌えない時期も多かったです。

2017年には、自転車事故でなんと前歯を二本も失っています(現在、その歯はもとどおりに植わっております)。

 

そんな時のことです。

 

ある人は、「歌うことなど考えず踊りのことなど考えず全く違うことをして

気分転換をしていたほうが早く治るよ。考えてばかりいるから治らない」

 

と言いました。

 

いや、、、、そうできたらどんなにいいでしょうね。本当に本当にそうできる人がうらやましい!と

思いましたよ。

 

でもね!

 

それは、今の私からしたら違います。

 

そういう状態であっても

「好きな物事のために今、何ができるのかを考える」

 

つまり想うこと。

 

想いの強さがなかったら私はここまでの成長はきっとしませんでした。

どんな状況でも

好きだから想うことを続けてここまでやってこれたとおもいます。

自分のライブやレッスンには、そんな思いを込めています。

 

そんなわたしの25年前のストーリー

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25歳のとき、私は初めてのNYに友達と一緒に行き、3週間ほど、滞在中の2週間目に

レッスン中に足の筋肉を切りました。

 

ぶちっと大きな音がして

教師が気づいて

今の何の音???と言いました。クラスがざわつき、私も?の顔になりました。

次の瞬間、ストレッチをして床に張り付いていた体制から

起きれない、つまり、自分の足の筋肉が切れていたことに気が付きます。

病院に駆け込み、先生には

「残念ながら3週間はダンス禁止」を言い渡されました。

 

滞在は、残り1週間もあり、踊れない状況にその時なったんですね。

 

私がその時どうしたかというと、

一冊のノートを購入しました。

 

そして、翌日からいくつかのレッスン場を朝から回り歩きました。

NYのレッスン場は、その様子を外からガラスで見ることができるのですが、

様々な先生のストレッチや振り付けを、見て、ノートに書き込むことを

残りの毎日続けたんです。そして頭の中で常に振り付けを踊っていました。

 

踊れないなら見て覚えよう。

「せっかくNYまで来たのに、このまま引き下がってたまるか」

そして足を足を引きずりながらも、

NY中の観光地にも向かいました。(無理をしないなら歩くのはいいといわれたので)

 

帰りの飛行機の中で何を考えたかといえばたった一つ

 

「来年も必ず来てやる」

 

こんな話をすると多くの方々が

 

雅子だからそうなるんだよ、ふつうは落ち込んで何もできないよ。

とか、

無茶なことをしてるからそんなことになるんだよ。

とか

そこであきらめないと思えるほうが普通じゃない。

とか

 

でも、私はわかっています。

 

どんな時であっても好きなことは頭から離れるわけがありません。

 

その時私は知ったのです。

 

自分には本当に踊りが好きだという情熱があることを。

 

あなたがなぜ歌が好きなのか、踊りが好きなのか、

最初のころの純粋な気持ちを忘れないでほしい!

 

ので今日はこの内容を書きました。

そう、どんな状況でもできることは想うことです。

 

私の大好きな小説(漫画)に

神々の山領(いただき)があります。

主人公の登山家が、もうどこにも一歩も進めなかったとき

 

それでも想え。

想え!

 

という言葉を残していました。

 

想うというのは本当に強い感情です。

 

それがあれば、必ず復活できると信じます。

もちろん、元通りにならないことも人生にはあります。

 

それでも好きであれば想うこと。

それが本当に自分の底力になっているから今でも私は

踊れているのでしょう。

 

あのとき、あきらめていたら今はなかったと思うからです。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

asaimasako

MACHAKO(浅井雅子)です。ポルトガルの大衆音楽ファド(FADO)を歌っています。 行動力と溢れ出るパワーで生きています。フラメンコ・サンバ・サルサも大好きです。ギターとパーカッション命。好奇心いっぱいに生きてます。