この素晴らしい声の方は、
こういったポップスであっても真っ直ぐにストレートに表現出来る。
とても気持ちが良いですね。
本当に心から歌が好きって言うことが伝わりますね。
そして私は、
きっと中森明菜さんが、涙そうそうを歌っても新しくて美しいとも思えます。
思えませんか?イメージはあります。雰囲気や性格が出てしまう歌の表現からすると似合います。
しかし、伸びやかな艶やかな声では現在ないので、
若い頃の明菜さんかな。
りみさんがこのスローモーションを歌うのと比べたら
表現しきれるでしょうか?
やっぱり声そのものの強さやストレートボイスが持つ力は可能性が広がります。
何歳になっても、この人なら歌えると言うことです。
この予感を感じさせることが声の魅力です。
そして、夏川さんはアニメソングを朗々と歌ってもきっと素敵なはずです。
やっぱり会う、合わないが声と歌との相性にはあるのですから
自然と自分の好きな歌の表現に近づくと言うことはあっても
声の色合いは変わりません。
沖縄民謡をビブラート満載で裏声では歌わないでしょう?
鼻声では似合わないですから。
民謡、ポップスではこうやって言葉そのものの
はっきりした発声で歌うことが大事です。
息が漏れるような声は、曲によりますし、
やっぱりストレートボイスの底辺がないと
自分らしさが出ません。
ファドも基本がそうです。
意思のある声、
音程は、そのあとでもいいから
意思を持った強い底辺を支える声が大切ですね。
ではどうしたらそうなるの?
言葉、歌詞、そのものを丁寧に発音して前に出す。
たとえマイクを使用しても、そこがないと声には力がないように聞こえます。
力があれば、小声でもはっきりと拾います。
そんなことをレッスンでは体感できるようにしていますよ。
裏声がメインの方は、1時間で違う感覚を取り戻していけるはずです。
好きな曲を真正面からストレートボイスで歌えたら気持ちいいです。
今悩んでいる方に背中を押して励ましたい私です。
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