すべての踊りの元 生きる動きの元 サンテリア考

今日は午後から個人レッスン(サンテリアとダンソン)です♡
そのあと我慢できない私はフラメンコのレッスンにも
行ってきちゃう!!

最近、ちょっとずつですが私のサンテリアの教え方が
変わりました。(サンテリアは西アフリカの宗教の踊りです。
奴隷制度によってキューバに伝わりました)

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・始めて13年?くらいたったからなのか?(年月)

・さまざまな踊りに触れて
さまざまな音楽を聞いたからなのか。(知識)

・とにかく太鼓(バタといいます)を聞くことに
慣れてきたからなのか。(経験)

この「年月・知識・経験の値」が嫌でも重なったためだと
思うのですが、

「この踊りはこういうふうに出来ている」と
説明が生徒にできるようになったんですよね~~~~。

ステップはこう!
という説明ではなくて

「なぜこのステップなのか。」になった。

自分でも「そこ」がわからないのだけど
教えながら自然と音とステップの意味合いを
その場で言葉でも伝えることが
できるようになった。

私にとってサンテリアは遠い西アフリカの宗教の踊りで
30代のときは手を出していいものか考えたこともある。

それでも地道に続けていけば!
いつか私に理解できる時が来るのでは?
と古いCDをずうっと聞いて、踊り続けていたら
ある日ひょっこりと
太鼓とステップの組み方の意味が
耳と体でわかってきたのだった。

この踊りは文章で説明するのは
とっても難しいのだけど
「すべての踊りの元」だと思っている。

さまざまな神様が存在するのは
日本の七福神のようでもある。

私が一番好きなのは
「私の神様」である(きちんとキューバで占いに見てもらいました)
「太鼓と踊り、大酒飲み、女好きの神 男チャンゴー」で
★これは初めてサンテリアを見てからずうっと変わらないのですが
やっぱり私は「男らしさ」を強く求めているのね♡

でも最近は
「道を切り開く子どもの神エレグア」
にもっとも惹かれているのかもしれない
この年になって(笑)子供の神様の動きや表情や
ステップにとっても心が躍る。

それと「愛とお金の女神オチュン」です。

日本人は、シリアスな演技が得意なので
海の女神 イェマヤや
森の狩人 オグンなどが得意だとは思うのですが

キャラクター的に、閉じていない。
「全開マインド」の
エレグアやオチュンは
実はステップが踏めて踊れても
その表現は
とっても苦手だと思うのです。

だからこそ、惹かれるのかもしれない。

「私マチャコは、こう見えてこうだ」
などと自分を分析したことをこういうとこに書かないけど

とある感想で・・・

「会ってるときの全開に楽しいまちゃこと
文章のあなたは全然違う人だ。すごくまじめでシリアスな人だ」
といわれることがあります。

さらに
「こんなにまじめだったんだ・・・・(軽いショックとともに)」

といわれることもあります。
(これはいわれたほうも実はかなりのショックなのですが・・・)

でもな
サンテリアを踊ってる私は、
おそらく

自分。をすごく自然に出していられる。

なぜなら彼ら(神様)のやっている動きそのものが
生きる元の踊りなので。

その動作一個一個つきつめたら

「生きるものの動きの基本を美しく
力強く表現している」からだ。

美しい踊りは世の中数々あれど
ここまで人間(=神)の動きのもとを
表現して喜怒哀楽をストレートに
ぶつけられる踊りもない。

ただし

これを日本でやっていくことや
人に見せるということは非常に難しい。

だから私は、自分のためにサンテリアを続けているんです。

踊りの元祖だから。

それを常に定期的にやっていたら
本来人間(=神)にとって
必要なものは、
こういった単純な表情、表現、動作でいいんだよ。
と自然にわかるから。

そういう単純なことを丁寧に美しく
さらに力強くやれたら

土からのエネルギーが足の裏から体にびんびん入ってくるから。

だからパワフルな神のように

私たちもなれる。

宗教の踊りなので
その宗教ではない日本人には
きっと理解しえない部分があると思いますが。

それはすべての踊りに言えることですし。

サンテリアの土からのエネルギーを受ける
足の裏の感覚というのは

自分は、とてつもないエネルギーを得る方法の
一つだと思っています。

足の裏からリズムが大地から侵入する感覚。

この一体感は、ちょっと普通に生きてても得られないのに
この踊りには存在しています。

お知らせ)サンテリアレッスンが今月あります!
26日(㈰)13時~14時10分
下北沢にてオープンクラスをします。
お問合せは私までお願いします!

このブログの上部にお問合せのボタンがあるので

そこからメールをくださいね。

もしくは電話

090-1444-2597まで

 

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ポルトガル大衆音楽ファドを歌い、南国の熱いキューバダンスを踊る。ラテン界のチャレンジャーMACHAKOからの皆様への声とココロとカラダに役立つ情報をお届けしています!

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ABOUTこの記事をかいた人

asaimasako

MACHAKO(浅井雅子)です。ポルトガルの大衆音楽ファド(FADO)を歌っています。 行動力と溢れ出るパワーで生きています。フラメンコ・サンバ・サルサも大好きです。ギターとパーカッション命。好奇心いっぱいに生きてます。