宝物は探すのではない。あなたはすでに持っている。

【発声なんて朝飯前の83歳】

ポルトガル音楽ファド歌手 浅井雅子ウェブサイト

うちは
非常に真面目な家族でした。
なので
私が「ここまで幅の広いどうしようもない芸能好き」になってしまったことに
両親ともにある意味のショックを隠せないようです。。。

ただ、父は4年前に亡くなりましたが、
最後は、色々な私の芸能好きを気にしていたし、
自分はカメラマンをやっていたのもあって
それを引き継ぐように話してくれたり、
最後の最後は、私という人間をよく理解してくれた気がしています。

父は最後まで好きな写真をやり尽くしてこの世を去りました。
だから、きっと悔いがないのだと思います。
なくなる時もとっても穏やかでした。

母は、歌が大好きなのですが
発声の仕方が私と真逆の
頭声発声のため、
全く声が似ていません。

75歳を超えていますが、
実は現在は声があまり、でなくなってしまっています。

若い頃はソプラノで、裏声で綺麗な声でしたが、
歳を重ねるとでなくなるという巷の
「声の噂」と同じことを本人が言います。

ただ、
私はスペインでもポルトガルでも

80歳を過ぎてなお、
美声で
マイクを使わず
会場中に地声を響かせる方々を

間近で見てきて

「声に寿命なんてない」と信じていますし、

「体も、ダンスをやり続けるのに寿命はない」

と信じ切っています。

ポルトガルで声が本当に出るファディスタは
顔の色艶も、目の輝きも
半端なくて、

会場に登場するとオーラが全然違うんです。。。。

私は、そう言うのって
本人の生きること歌うことへの欲望がじわじわ
その場に溢れている感じに輝いて見えて、

見てて非常に

ワクワクします。
私からしたら
もちろん歌うことやファドも愛してやまないのでしょうが

やってる自分がだーーいすき。
って顔してます!

2年前、アルガルヴェで83歳のおじいちゃんが
Foi deus を見事な声で歌い上げた。

その後に、おじいちゃんのファンの女性が彼を
ぐるっと囲んでしまっていました。

彼の歌を聴きに、そこにきてるんですね。

その後に彼は私に言いました。

「俺は昔、何千人ものホールで違う歌を歌って演じてきた。
だからこのくらいの店で歌うのなんてなんともないよ。」

自慢するでもなく
こんなくらいの広さは、朝飯前さ!って
散歩中に鼻歌でも歌うかのごとくの笑顔でした。

ちなみにそこは70人から100人は収容できるレストランでした。
歩き回って全員と交流するかのように自在に歌って、
おじいちゃんの歌は周りを巻き込んで
渦を作って盛り上げていました。

私はここに答えがあるんだなと思いましたよ。

声の出る彼らは
自身を疑いさえもしないんです。

声のでなくなる年齢なんて考えたこともなさそう。

それくらい生き生きと、地声を響かせられているんですね。

声どころか
生きる欲望がギラギラしてて
声のことなんてむしろ考えてもいなさそうです。

目の前のお客さんにいい歌聴かせたるわーーーという
一筋の欲望です。

歳をどんなに重ねてもなお
好きなことで、輝けるってこう言うことですよね。

女性にモテたいというのもおじいちゃんはありそうでしたよ。

けどね、
理由はどうでもいい

83歳で美声、
それこそが
宝ですよね。

宝はそうやって自分自身で持つことができます。

探す必要なんて、ないんですよ。

あなたの自身のどこかしらが
歳を重ねた時、宝となって

重くもなく
隠す必要もなく

世の中に輝けるものになっていきます。

声も踊りもそのほかも
そうなったらいいと思いませんか?

おじいちゃんはもともと大劇場の役者だったからだよ、と思いますか?
私は違うと思います。

どんなに昔有名でも、華やかでも、
歳を重ねてなお、声のツヤをキープしているというのは

実際は影での努力の賜物。

そして無名であっても
その年まで歌う努力を重ねられた
ならば同じように輝けると思うんです!

私は毎日そういう欲望にまみれて
妄想して生きてます。
いつでも踊りたいし歌いたいです。

父はやり切ったし、
母も歌うこと以外で今は
やりきりいたいものがある様子。。。。

整体の先生が

「雅子さんは、歌でもフラメンコでも、なんでもいい、
カラダをこれでもかーーーっと動かし
歌を思い切り歌い切って突然バタンと死ぬ。
それ以外の死に方だと、元気があまって死に切れないでしょう。
ぜひ、死ぬまで歌い踊っていただき、周りに迷惑をかけないことが人生の最後の目標ですね。でないと、死ねない死ねないって大騒ぎしてしまうでしょう」

と言いました。

「はい!」
私は本当にその通りだなと素直に
感じました。

皆さんも是非、出し切って生きましょうよ。

私はそうします。

ダンスや歌でお手伝いしますよ笑
楽しくいきましょう。

何か今日はこの話題を伝えたかった。
実は今日、来年のポルトガルの話を
ポルトガルの友人としました。

来年あのおじいちゃんに会えると思っています👍

わたしは来年はリスボンとアルガルヴェに

居候をしながらポルトガル語を話す練習をして
ファドを現地で歌う予定です。

 

〜ポルトガル音楽ファド歌手 浅井雅子〜

ボイストレーニングなどについてのお問い合わせはお気軽にこちらへ。

https://www.machakocanta.com/

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ポルトガル大衆音楽ファドを歌い、南国の熱いキューバダンスを踊る。ラテン界のチャレンジャーMACHAKOこと、浅井雅子の日常をサウダーデいっぱいでお届けいたします。 長年にわたるキューバ・ポルトガル・スペイン滞在中の面白エピソードも満載です。皆様、是非ともこのメルマガでパワーチャージしてくださいね!

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ABOUTこの記事をかいた人

asaimasako

MACHAKO(浅井雅子)です。ポルトガルの大衆音楽ファド(FADO)を歌っています。 行動力と溢れ出るパワーで生きています。フラメンコ・サンバ・サルサも大好きです。ギターとパーカッション命。好奇心いっぱいに生きてます。