ファドに情熱なんていらないという人へ

私が一番好きなタイプ。

 

それが情熱家です。

あ、、、自分ですね(笑)

 

そんなの燃え尽きちゃったら終わりじゃん。

という考えもあるんだろうけど、

でも、情熱家は、火がずっと消えないんですよ。

(あしたのジョーだって左のページを見て終わってるから、あのあと立ち上がってまた次もきっと戦うのだと私、信じてる。)

 

その対象が本物と思ったなら!

とことんとことん追求していきます。

 

でも、本物以外にはやっぱり飽きが来ます。

なぜなら情熱を燃やす対象じゃなかったと気が付いたから

火が消えるだけです。

 

以前ファドを歌い始めたときですけど、

私はその当時も情熱だけをもって

たった一人で誰も知り合いのいないリスボンにいき、

翌日から一人でお店と交渉をし

歌い始めた行動力があったのですが、

これを情熱と呼ばずして何と呼ぶ???って感じですけどね笑

 

そんな私に当時こんな言葉が入ってきたことがあります。

 

ファドに情熱とか一番いりません。

ファドに大事なものは

歌詞を読み取る力です。

ポルトガル語の理解です。

発音です。

エトセトラ・・・・・

 

誰が書いてたのか、しりませんけど、

どこかのブログ?でファドが好きな人が書いていたんでしょうね。

 

私はそれを見て思いましたよ

 

今に見ていなさい!(笑)

わたしがそのうち一番活動しているファド歌手に

きっとなってみせる!!!!情熱を持ち続けていればその他のことは

あとから克服できるんじゃい!

 

そこから私、情熱だけでどこまでいけるかをとことん試しました。

 

ファドを歌い始めて3年目の

2012年から

アルファマの、カーサデリニャーレスや

バイロアルトの オファイア、カフェルーゾ、アデガデマシャドなどの非常に有名なお店で、

 

自分からではなく

 

歌ってみなさいという声をかけていただけるように自然になったのですが、

 

私の心にはいつも

 

私の心には情熱がある。ということだけが支えています。

このような大きなお店に歌う機会をいただく前は

毎日、夜遅くまで粘り、閉店まで居残って

いつまでもなんでもどこでも歌える準備万端でいて、

何軒もはしごして

一日6か所で歌い歩いたことだってあります。

本当に色々なことがありました。

心が折れそうなこともいっぱいありました。

だってずうっとたった一人で戦ってきたから。

 

でもいつでも私の心には

 

私は情熱家である。

という大きな支えがしっかりありました。

ファドに情熱なんていらない。

という言葉が、余計わたしを燃えさせましたね!

 

だから今では、感謝してますよ。

 

そして大事なことは一つ

 

サウダーデは、心が熱く求める気持ちをいうのです。

ファドの魂は、心が熱く求めてやまない何かを歌うことなのです。

これを

情熱と呼ばず、じゃあ何と呼ぶのでしょうか????

 

私はこれからも情熱家でありつづけていきますし、

求め続けます。

 

ファドに一番必要なものは情熱だよ!

 

ときっと証明したいと思います。

 

なぜそう言い切れるかというと

ファドの沸点があって

その沸点には

 

情熱家が持ち得るものでしか対応できないと

私はリスボンで感じたのです。

うまい、へた、

ポルトガル語の発音や、発声だけじゃなくて

 

その沸点だけは、

誰もが持てるものではない。

 

だからファドなんだと思うからです。

 

そこへは私もまだまだ向かってる最中です!!!

 

でもきっと到達すると信じられます。

私に

「情熱」があるから。

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

asaimasako

MACHAKO(浅井雅子)です。ポルトガルの大衆音楽ファド(FADO)を歌っています。 行動力と溢れ出るパワーで生きています。フラメンコ・サンバ・サルサも大好きです。ギターとパーカッション命。好奇心いっぱいに生きてます。