本職じゃなくても自然体で輝ける時代がきた。~ピエール瀧さんとリリーフランキーさんを見て~

最近見た映画で私の心を大きくつかんでいる人がいる

その男性は2人。

一人は

ピエール瀧さん

 

もう一人は

リリーフランキーさん

である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は芸能人にはかなり疎いし

テレビも一年通して

「フィギュアスケートと紅白以外みない」ので新しいことはあまりよくわからないのだけど

最近日本映画をよく見るようになって、この2人がいいなあと素直に感じるようになった。

 

こう見えて(どうみえて!!)

男の映画というか

男くさい映画というか

つまりは・・・・・

「激しい映画」

「疾走する映画」

「ハードボイルド」

などなどが好きなもので。

最近のお気に入りとしては

「野火」

「日本で一番悪いやつら」

「凶悪」

などが私の心を激しく打つヒット作だった。

どれもとにかく、

すごいお話で、日本で一番~と凶悪は同じ監督

でしかも

実話である。

私はファンタジーがどうも嫌いなので、

より本物に近しいものにとても惹かれるため・・・

 

かわいい女性には絶対にすすめたくはない内容では、ある。

(あと、綾野剛ファンにも「日悪」は勧められない!! ★私は綾野剛の演技のファンなので見れる )

さて。

リリーフランキーとピエール瀧さんである。

この二人が共演している

「凶悪」は、もう本当にすごかった。

あまりにすごかったので、やっぱり薦めたくない(苦笑)

今現在幸せな人は、絶対に幸せが減るので見る必要ないとおもう。

なにせ

 

悪人すぎて、やってることがあまりにもひどすぎるからだ。

こんなに悪人を演じてたら

きっとひ弱な?私などは

ひきづって頭がきっとおかしくなってしまいそうだ。

「人はここまで悪くなれるものなのか?」

と自問自答してしまう。

 

だって・・・同じ人間だから・・・・・

 

リリーフランキーさんの悪人は、あまりに悪行自体が楽しそうで、

ゲームの続きのようであるし。

 

ピエール瀧さんの悪人は、孤独を抱えた少年のやる無鉄砲ないたずらと日々反省のような風情だ。

この二人が断然この映画の華となってしまって

ひたすら真面目に演じる主役(山田くん)がかすんでしまうのだ。

★リリーフランキーさん(ウィキペディア)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%BC

★ピエール瀧さん(ウィキペディア)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%80%A7

 

これを読んでもわかるとおり

二人ともいろいろな経験値が半端ない!

作家・作詞家・司会業・コメンテーター・プロデューサー、

音楽に映画に執筆にエトセトラ

一体本業なんなんだろう~~~!!と思うけど

活動の幅が凄いので、もう納得せざるを得ない!

 

「やっただけ身についてる」っていう感じにしかもう見えない(笑)

笑うしかない!

超突き抜けてる。

かっこいい。

そして二人とも映画賞で

助演男優賞他、さまざまに受賞しているではないか!!(やっぱりね)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いろいろな役者がいて

私は

ザ・役者って感じの人(役所さんや、渡辺謙さんなど)でも好きな人はいるんですが、

そことはまったくもって

「集合体が別の部分」でこの二人に何よりも惹かれたのは

その映像内での彼らがより

自然体であること。だ。

 

二人が出てくると

息をしているだけ

歩いているだけ

何気ない会話

すべてが

そこに実際にあるように近くに見えてくる。

手を伸ばしたら触れるかのようだ。

スクリーンやテレビの画面の中ではなくて

すぐそこで隣のおうちで

それが行われているように見える。

だからこわい。

だからリアリティがある。

悪人の所業は「演技であるにもかかわらず」だ。

(実際は体験していないということ)

 

このリアリティの正体こそが私のもっとも惹かれている部分。

つまり

経験値の深さと

たくさんのことを知っている

ということだと思う。

二人とも役者が本職ではないと本人も思っていると思う(間違いなく)

だけど楽しんでいるのが間違いなくて、

さらに以前から

映画にまつわることが好きだったのに間違いない。

 

だから愛があって

賞も取れるし

人を感動させられる。

 

これってすごいことだと思うんですよね!

このせまっ苦しい

しきたりの多い日本において

演技というのは、もしかしたら?とっても開かれているのかもしれません。

 

演技は実際に学校で学ぶところもあるでしょうけれど

二人の自然体は学校で学んで得たものではなく

実生活で

別の仕事で

または趣味の世界から

発展して大人になって

自然に身についた表情や動きに感じるからだ(実際はどうかしらないけど)

本職じゃなくても十分に輝いている!ことがとにかく素晴らしい。

 

この二人に限らず

もしかしたら今後もっともっと

本職じゃなくても持っているものだけで輝ける人が出てくるのだろうと感じます。

 

嬉しい。

だって

それは、

とっても本職に人にとって脅威かつ刺激的なことであり、

広い可能性を感じることであり、

人間の能力は無限で、

しかも枠などはない!!!

 

と嬉しいことに証明されることだからだ。

 

「私は何々(仕事の名称)である」というのもただしい。

 

だけど

 

「私は◎◎である」

つまり◎◎がその人の名前で、知られて、

名前で活動の幅を納得できるようになれたら、

世の中みんなきっともっと広がってそして絶対自由で楽しくなる。

 

悪人を演じても

善人を演じても

そう変わらないのに、二人はなぜか非情に深い。

 

これからも私はこの二人から目が離せないであろう。

それくらい

自然さというものを兼ね備えていると肌で感じるし、わかるからだ。

そしてその自然さは

きっと多くの経験が支えているのだろうと、感じるし、

それなんだ!と思う。

 

どんな役柄であってもいい

人を感動させられたなら勝ちだ。

 

すべての多くの経験が

人々への感動を引き寄せる。

これだけはきっと間違いないと

二人を見て思った。

思えたから、私は感謝しているわけで

ファンになったわけだ。

もっともっと

本職じゃなくても輝いていいんだよ!と

教えられる気分だ。

彼らもそのうち本職って言われ始めるだろう。

 

すか~~~~っとした。

 

今、目の前にあるやりたいことを

やって重ねて

いっぱいの経験にして

 

二人みたいに私もなるぞ!

 

と深夜に思い、寝れなくなるのであった。

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

asaimasako

MACHAKO(浅井雅子)です。ポルトガルの大衆音楽ファド(FADO)を歌っています。 行動力と溢れ出るパワーで生きています。フラメンコ・サンバ・サルサも大好きです。ギターとパーカッション命。好奇心いっぱいに生きてます。