最近、サルサ、キューバンダンスの個人レッスンの生徒さんが増え始め、
他のスタイル( NYサルサ)からの女性もムーブメントを習いに来てくださったり
みなさま、ペアダンスだけではなく、色々なラテン、キューバの
動きに興味を持ってくれているようです。
そんな中、柏から来てくださった初めての方からこんな質問をされました。
どうして次々と新しい物事に取り組んで
そのどれもを仕事にまでできてしまうんですか?
今現在は落ち着いていますが、30代の時は週に37レッスンをしていた私です。
一日中教えていて多い日は1日に場所を3箇所移動して7つクラスを持っていました。
その後、歌手活動に重きをおくようになって、現在ダンスとの両立を
新しくプログラミングして、バランスをはかっている状態でいるわけですが
リトミック講師
ダンス講師
ボーカリスト
と主に三種類の仕事を持っていることに興味が出て、質問されたようです。
キューバダンスをレッスン受けに来てくださった方が
実はファドのウェブサイトにまず浅井雅子、MACHAKOがヒットしたらしく
歌の活動のこともよくご存知でいてくれたようです。
私が初めて働いた場所は幼稚園です。
20歳から24歳まで4年間は町田の幼稚園で教諭をしていました。
実はその時に、お遊戯会で振り付けをしながら
楽しくなった私は、自分のためにもダンスが習いたくて
新聞広告からカルチャーセンターを発見し、
ヒップホップ、ニュージャックスイングダンスに出逢いまして、
ダンスを始めたのが22歳の時なんです。
その時に、激務の幼稚園とダンスの両立をしたことで
私の中で
どんなに辛くても忙しくても好きなことはやれる自分
どんなに忙しくてもやりたいことは諦めない自分を発見しました。
そこまでのめり込んだのは、おそらく22年生きて来て初めての取り組みでした。
その後は、脇目も振らずに
自分がやりたいと思えることは全て取り組んで来たのですが。
ひたすらにそれを続けていたら
好きなことはどんな状況でも諦めなくなり、
今に至ります。
もちろん途中で飽きてしまって辞めたことだってたくさんあります。
決して自分は全てを達成したのではありません。
ちなみに幼稚園とダンスの両立はこんな感じでした。
起床 5:00
家を6:00出る
7:30から17:30まで勤務
帰宅し荷物を持ち替えて
20:00-
21:30-の2本のレッスンを受ける。
23:00帰宅
24:00就寝
といった感じです。
今では考えられないのですが、これを週に3回、
そして土曜も日曜もダンスのレッスンを受けていました。
幼稚園は17:30に終わってもそのあとも
教室で明日の準備や、学年ごとのミーティングがありましたが、
私は明日の準備は、帰りのバスの中でハサミを使って造形の準備をしたり
日誌は帰りの電車で書いていました。
頭の中は、20:00-のダンスでいっぱいですし
早いところ、仕事を終わらせたいので
移動時間を利用していました。
他の先生方は、明日の準備や諸々のために教室に残る方がほとんどでしたね。
そんな中、17:00すぎると自分の机の引き出しを
ばたんっと閉めて、私は帰りました。
そのうち
ばたんって閉めたら帰る。がみなさんにも合図になったようですが、
自分の中では
時間になったら終わり。と切り替える合図だったのです。
ここで本当に伝えたい大事なことがあります。
何かをしようと思ったら
ある程度、周りのにどう思われようが
何を言われようが、気にしないことです。
迷惑をかけるのはまずいですが、、、、
自分さえしっかりやっていれば
新しいことに取り組む時に、
さっさと切り上げることはできます。
実際は私が早く帰ることに関し
よく思ってない人も居たはずです。
しかし私にとっては
ダンスを学びたいというのは大きな目標だったので
そこに気を使っている時間はなかったのです。
幸い、幼稚園は激務ですが、自分のクラスという
担当をしっかりやれば、他との兼ね合いがあまりありません。
それは良かったかなと思います。
24歳で幼稚園を退職しましたが
その時に、ダンスを職業にすると私は園長先生にいったのですが
納得していました。
その時まだまだ2年目で、何にもわかってないひよっこでしたが
何かを確信していましたね。
あなたならできるでしょうと言われました。
人に言ってしまうことも、達成にはとても大事です。
その時はまさか自分がダンスを教えるようになるなんてダンス仲間の誰も
信じなかったです(笑)
ところが私は、それをやってしまいました。
その後26歳が転機でした。
続く
★あの時のマチャコのチャレンジ
思いついたら即行動。
周りは気にせず好きなことをするために移動時間も利用して
頭を切り替える術を得ることにより、幼稚園とダンスの両立を可能にした。
その経験が今の行動力や、達成する力として影響を残している。
コメントを残す