リズム感ってどうやったらつくの?

多くの生徒さんから聞かれる

この問題について、ダンスも歌も元々

劣等生だったわたしが、今日は語ります。

キューバンダンスレッスン MACHAKOCLASS ウェブサイト

まず最初にリズム感というものは短期間で身につくものではないという事実を

胸に刻んで欲しいです。

しかしそこで、そうなんだー、というのではなく

食らいつく積極性溢れる人にこそ

リズム感は宿ると思います。

 

わたしは歌やダンスを長年、

ずうっとひたすらにマイペースにやって来ましたが、

子供の頃からとにかく
「歌とダンスだけは特別に自分は好きだ」と確信。

一生やるとわかっていましたね。

踊りなんて似合わない
歌なんて、ハスキーな声だからやめなさい
本当に音痴だね(合唱が好きでソプラノ声の母から言われる)
高音が出ないね(音楽の先生から長年言われる)
居残りで発声練習させられる

小さい頃の私は、このように散々に、周りに言われていましたが笑

心では「こんなに好きなんだからいつか絶対に踊れるように
歌えるようになるんだ」と
魂をずうっと燃やしていました。

音楽は全般的に色々と聞いて、歌うことを続けて来たので、
素養というよりは常に歌い続けて来たことが
色々なリズムを体が受け入れる要素に自分は、なっていったのでしょう。

 

声が声帯結節を含め、よくない時代や

踊りをするにも体型などで向いていないと言われることが本当に多かったので

「リズム感くらいは他人には決して負けられない」と思って闘志を燃やしてもいました。

この歳になって、本当に色々な音楽やダンスを今までにやってきたことは
よかったなあと毎日思う日々です。また負けず嫌いでとことん立ち向かう性格もあって

できないと悔しくて泣き続けた時代があってこその、今があります。

 

今でこそリズムトレーニングを含めるレッスンを職業にできているのも、この

負けず嫌い精神の為せる技でした。

ダンスが好きで、自ら振り付けをしたり、
レッスンは多い時はひと月に50回以上、
ジャズ、ヒップホップ、バレエ、モダン、アフリカン、と幅広くやり、

またブロードウェイミュージカルも
一時期は毎日のように昼夜と見続けた(ニューヨーク)。
サルサ他ラテンライブも一人でニューヨークで行きまくりましたし。

キューバンダンスは全般を踊れるまで10回渡って、追求しましたし。
現地では朝に2時間自主練習、朝昼で4レッスンを受け、昼夜とこれまた毎日ライブ通い。

ふつうにそんな日々が通常にありました。

ちなみにこれらの海外修行は全て日本での週に37レッスンという

教えのお給料で行きました。

キューバ人から

マチャコはいつも走っている。。。。

体力どうなってるんだ?


呆れられていたようですが、
それくらいに集中しました。


お芝居やミュージカルにも多数出演していき
舞台上でのアクションに関しても
ダンス、殺陣、他、本当にいろいろな体験をしてきたと思います。

キューバから買って帰った小物打楽器を
「毎朝起きたら枕元に置いて起き抜けに必ず練習」を半年続けて

マラカス、シェーカー、クラーベ
ギロを自分から使いこなしていくようになり、

そのうち「楽器を振りながら歌えるように」までなっていく
自分がいました。

 

サルサを教えようと決めたら夜中でも公園でひたすらに怪しい動きを練習、

警察に職務質問もされ続けましたが、やめなかったです。

ファドはファディスタになると決めた日から
毎日課題曲を50回歌いました。
家族が怖がっていましたよ笑

こんなことをわたしは全く

辛いとはおもっていなくて。


私はこれらは、決してただの遊びではなく
本気で「たのしんで取り組んで来た」と、自分では思っています。


なぜならダンスや歌を自分の職業にしたかったからです。

小さい頃にできなかったことを思い切り大人の私は
実現したかったんです。

あることにハマると
「とことんやってしまうところ」が、リズム感追求にも
とても役に立ったと思います。

さあ、そんなオタッキーなわたしからアドバイスです。

「この歌を歌うのに必要なリズムトレーニングをしなきゃ」

と言うよりも
一生色々と歌い続けて楽しみたいのであれば

とっても大切なことがあります。

それはある程度、幅広い音楽に触れて、
できるできないではなく

「チャレンジしてみる」こと。

音楽によってノリ方が違うし、
表現も違いますが、

同じような歌い回ししかできない方
リズムがどれも同じ感じの方に多いのは

「同じような歌ばかり歌っている」
という例があるんです。

なんだか当たり前のことを書いていますが

割と多くの方が「そこにはまっている」ようです。

好き嫌いがあるのは仕方がないことですが

「自分がやったことがないものにチャレンジしていくこと」

新しい発見も色々と出てくるし、
別の歌い方を得られることも、本当に多いんですよ。

偏らずにぜひ色々体験することで新しい自分の扉は開きますよ。

もちろんいい先生につくことも
「とっても大切なこと」です。
できないことを放置していてはどんなにやっても進みません。

そして、
きちんと指摘されたら「素直に直す精神の高さ」が上達には必要不可欠。

これがない人は、本当に多いです。。。。

もっと素直に、ハイと言って取り組めば違うのに、、と

長年の教えていて、おもいます。

ちなみにわたしは、わかるまで先生には質問しますし、

海外でも最前列の先生のそばで、なにかを体得していこうと、

積極的に行動して来ました。
あとは、常に歌のリズム感は、セリフや歌詞から
生まれることにも注目してみてください。

日本語の持つ流れを丁寧に、
発音して声にしてみると、
今までいい加減に口に出してたなあっていう
部分が見つかるはず、
そこを丁寧に言ったりするだけで、
歌の深みもリズムもよくなったりするんですよ。

歌詞を伝えるってそういうことですよね。
踊りも同じで、リズムにあっていなければ
その踊りの主題そのものが伝わらないのですよ。

私がいつも音楽やダンスから驚きを得ているのは

この前までできなかったのに
どうして急にできるようになった!?

ということが割と頻繁に起きるんです。

それも
一生懸命そこに取り組んで来たというよりは

色々やってるうちに、気づけばなぜか出来上がっていた。
ということが起きる。

それって、本当にすごいことなんですね。

さらにリズム感は一曲にあらず。

とにかく、「永遠に続くと思われるリズムを体感する」
という経験を続けることも
重要です。

一曲4〜5分で終わらず、
同じ曲が15分は歌い続けなければならなくなったら

いやでも持久力が付きますよね。

そう、つまりは持久力が足りないと、
リズムが途中で遅れたり、早まったりしてしまうんですよ。

その持久力というのは、
サルサなどのライブで一曲30分も味わうとよく分かります。

リズムが悪いと言われる方々は、
全て「持久力が保たない」という
別の問題があるかと思います。

歌もダンスも上達にはとにかく

しつこくしつこく
「自分ができない部分に目を向けていくこと」が大事ですね。

それにはプライドとかかなぐり捨てて
できない自分に落ち込む時期もたくさん必要です。

突破口は、考え抜いてやり抜いて
数年かかっても得られたら
それが自分の一生の宝となります。

私が常に思うことは

自分の性格やキャラクターはなかなか
変われませんが、

努力すれば、

技能は身につくという事実です。

わたしもさらに今、フラメンコや河内音頭で
長い時間のリズムキープなどを学んでいますし、
歌い回しも、踊りも新しい刺激で
自分を高めています。

一緒にチャレンジしましょうね!

さて、明日以降はこの
努力すれば変われる技能とは全く違う

キャラクターや、
華がある、
オーラが溢れて出てくる

というあたりに
注目してブログに書いてみたいと思います。

 

サルサダンスのお問い合わせはこちらウェブサイトからどうぞ

https://machakoclass.jimdo.com/

★今日のチャレンジ★

 

リズム感が良くなるには
色々な方向からの取り組みが必要ですが

そのリズムを長い間キープし続けて
踊ったり歌ったりできる
持続性をつけると間違いないですよ。

わたしのダンスやボイトレレッスンでは様々に皆さんの上達の方向を探っています。
よかったら一度体験に来てみてね。

劣等生から出発した私はできない方々の気持ちがわかります。

なんでも相談してくださいね。

 

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ポルトガル大衆音楽ファドを歌い、南国の熱いキューバダンスを踊る。ラテン界のチャレンジャーMACHAKOからの皆様への声とココロとカラダに役立つ情報をお届けしています!

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ABOUTこの記事をかいた人

asaimasako

MACHAKO(浅井雅子)です。ポルトガルの大衆音楽ファド(FADO)を歌っています。 行動力と溢れ出るパワーで生きています。フラメンコ・サンバ・サルサも大好きです。ギターとパーカッション命。好奇心いっぱいに生きてます。