自分はいつもゼロからスタート気分で

色々なことを教えていると

ふと気づくことがあるんです。

 

こんなに長年やっていたって

「感動に今は手が届かないもの」がある。

 

それは

0だったときから1を学んだときの喜びです。

 

以前、横浜でサルサを教えていた時、すごく毎週頑張って学んでくれてた男性がいました。

結婚されてサルサから足が遠のき、

数年して久しぶりにばったりと横浜でお会いしたのです。

 

そこで言われた言葉が印象的でした。

 

「マチャコさん、僕はサルサが下手だったころのほうが懐かしいです。

だって毎回学ぶ時のわくわく感といったらなかった。

今は踊れるようになり、それはなくなりました。」

 

彼はサルサをベースにお父さんでもお子様と楽しめるワークを展開するようになっていて

素晴らしい活動だなと感じます!

 

けれどやっぱり、最初のことのどきどき、わくわく

0が1に積みあがる喜びを今でも大切に思ってくれているのでしょう。

 

だから、

 

それを伝えられる人になれたんですね。

 

私も、すでにダンス歴が27年にもなりました。

 

それでも最初に

踊りをやるぞ!と決めて一歩を踏み出したことや

サルサを学ぶぞと決めて一人でキューバに行ったことや

ファドを歌うぞと一人でポルトガルに行ったことは

 

ゼロからのスタートとして底辺に大きな大きな勇気として

刻まれています。

 

世の中にはそのゼロからの一歩が踏み出せずにいる方や

踏み出したのに続かない方が多いと思っております。

 

それがなぜだと考えますか?

 

勇気を出して始めたゼロから一歩も、

継続しないとまたゼロ付近に徐々に戻ってしまうのです。

 

1になってからその1から数が徐々に増えていく過程、

そこからが本物の経験の積み重ねになっていきます。

 

私も、キューバに行ってああ、満足、だけだったらやめていたかもしれません。

ポルトガルに行ってファドが歌えたからああよかった。では歌い続けていないかもしれません。

 

現に、そのころに関わりのあった方々で、

今はもう、キューバには関係が無かったり、ファドをやめてしまった方も多くいます。

 

その違いはなんでしょう。

 

いつも言っている

情熱なのだと思います。

 

いつも燃えていなきゃいけないわけじゃないのです。

 

小さい炎でも燃やし続けることができることが

上達の秘訣としかいえません。

 

だから私はいつもゼロからスタートしたときの自分が大事ですし、

勇気ですし、経験として宝物だと思えるのです。

 

その情熱は自分だけから燃えているのが一番ですけど

人間ですからいろいろなことが起きたりして

消えそうになることもあります。

 

そんなとき、やっぱり信頼できる仲間や、指導者の大事さが身に染みてきます。

 

自分が今踊ったり歌ったりできているのは、

支えてくれる先にいた方々のおかげですね。

 

情熱はそのような方々から引き継ぐという部分も大きいんですね。

 

少なくとも私は、私が今歌って踊れているのは

自分が頑張ったからだけとは全く思いません。

 

ゼロからたった一人で踏み出したときに支えてくれた

キューバ、ポルトガル、出会った人々、習った先生や、仲間

すべてが今生きているのだなあと感じながら歌って踊ります!

 

ゼロから一歩が踏み出せるダンスレッスン

マチャコのダンスレッスン紹介 MACHAKO CLASS

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オハコsongで自分の大好きな歌を歌おう。

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ABOUTこの記事をかいた人

asaimasako

MACHAKO(浅井雅子)です。ポルトガルの大衆音楽ファド(FADO)を歌っています。 行動力と溢れ出るパワーで生きています。フラメンコ・サンバ・サルサも大好きです。ギターとパーカッション命。好奇心いっぱいに生きてます。