とうとう生徒さんが音程克服したうれしいお話。

先日わたしのボイトレを習い始めて1年目の男性が、

音程を克服してきました。

一年間、相当頑張りましたが、完全には「治る方向」にいかなくて

でも今年に入って心機一転。

彼の発言はすばらしかったです。

「自分は音程が悪いんだと分かったので今年は必ず治したいです」

これを聞いて、私は

「必ず治る」と思えたのでした。

 

そしてレッスンでも本当にやる気を出しているのがじんじんと伝わってきて

その後、4か月で見事達成いたしました!

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私も経験者だからわかるのですが

音程克服は「一人でやっても遠回り」なのです。

常に

その音について、よくできたときには

「どうしてできたのか」をしっかりと流れで気付かせ

「ひとりでも成功するよう体にしみこませる」ような流れで練習して

「うまくできたとき、近づいたときの感覚」を覚えていただき

「モチベーションもキープ」しておかねばなりません。

 

なんどもなんども成功しないと身につかないためですね。

 

そのためのフィードバックを必ずわかる人からもらったほうが自分で治すためのノウハウが

確実にしっかりと身に付きます。

この場合も、やっぱり会っている時がすごく勝負の時間で、

1時間でしっかりとみっちりとそこまで持っていく作業を繰り返します。

 

音程の克服って、誰がやっても本当に時間がかかるのですが

「素直にやればアッというまにたった一回の個人レッスンでも

きっかけをつかむ人」もいます。(もちろんそのあとに継続して確実な力をつけねば

毎回の正しい音にはなりずらいですが)

こういう場合、今まで全く上手くできないことが多かったご本人が一番びっくりしています(笑)

 

何度も何度も書いてすみませんが

 

はい、やります!という、素直さがとにかく一番大事なのです。

 

正直それ以外に上達に必要なものがあるのかな?と思うくらいですよ。

そしてそれは実際は「歌だけ」に限りません。

どんな習い事だって、人間関係だって、仕事だっておんなじなんだなと

私は思います。今まで自分のやり方がよくなかったから

できなかったということを認める素直な心です。

 

自分でやり方を模索しました。ってかっこいいけど

本当に長い道のりがかかるし(・・・私のように・・・)

納得するまで自分でやりたい、という声もあるけれど

今、正しい音が出せない自分に自ら納得のハンコは押せないですよね???

押すのは別の正しい人のほうが、確実ではないですか?

 

やり方みつけてもそのあとも

「一人でずっとできてるかできなかったか、常にずうっと考え続けるのってつらい」ですよね。

 

私のクラスでは年に一度発表会にむけてみなさんで頑張ります。

ソロの舞台ではあるけれど、かならずみんなで応援しあいます。

環境的に熱心な生徒さんが多いので、触発されてみなさん、どんどん個人が

いい表現者になっていくのです。

これは「自立したボーカリスト同士」(大きな意味で一人で舞台で歌える実力をつけるということ)だからこそうまくいくのです。

 

彼の場合は、レッスンのときに音が外れたのを治すのに本当に時間がかかっていたのですが

その時間が30分から20分になり、20分が15分になり

とうとう前回のレッスンでは

最初からぴたっと合わせてこれるようになりました。

ここまで長い道のりだったと思いますが決して遅くはありません。一年なんてすごく早いペースです。

 

彼がここまできたきっかけはたった一つ

「人から音程のことを言われて、自分は音程が悪いと改めて気が付いたから」

 

です。言われてもピンときてないような方も過去いましたが、

リズムにせよ音程にせよ、発声にせよ、キー設定にせよ。

上手くいかないのには理由があるということにも気づけず、一人で悩む方が本当に多いのです。

 

彼はきちんと受け止め、自分のまだまだ治せる点を

克服したいと心が願ったんですね。

 

「音痴なのかな?自分ではあんまりわからない」というあいまいな場合が一番直りが遅いです。

 

自分でわかって確実にどこがまずいかを知れてそこに集中していくことで

いい方向に向かって治り始めます。

何度も言いますが

 

素直が一番です。

 

レッスンの最中に私はいろいろなことをその本人に今必要と思う方法で伝えています。

なので、一般的なボイトレのように

はい、5分腹式ね、はい、ピアノスケールで発声ね。

などルーティーンでは決してやりません。

 

生徒さんは忙しい中1時間もかけてここまで習いに来てくださっています。

 

なので、一時間は

「歌唱力アップ一点集中型」で、

その方の歌唱がよくなる方法をあれこれとその方の問題の種類によって

直していくというレッスンなのです。

もちろん必要な方にはボイトレも入れていますが、

そんなに長い時間はやりません。

ストレートボイスは、一緒にいるだけで身につく分野でもあり、

私と一緒に歌えば、なぜかみなさん身についています。

知らない間に真似しているためです。わたしもそうやってポルトガルで学び取りましたし

伝えられました。

 

 

誰一人同じ流れの人はいません。

なので、言われたことをそのままやってみて一回の変化を感じてほしいですね。

 

でも私の信念は一つ。

「納得する歌にするために、持てる力すべてでその方の声にかかわっていく」

その方法が、毎回違う全員違うのは当然です。

 

自分で言うのもなんですが。。。

やはり教えるという仕事についてもう30年もたっているので、

その人の癖や特徴、どうやったら気が付くのか、何をどうしたら本人がわかるのか

などは、レッスンしながら見えてきます。

 

もちろん、パフォーマンスに特化したい方向けにステップや

リズムノリも教えますし、ステージングにも力を入れていますが、

 

歌は個人個人全く違う進度がありますので、

固まった通り一遍のレッスンはしていません。

 

声量も増え、のどの問題がなくなり、

みなさん帰り際には笑顔になって帰られます。

その姿を見るのが一番の私の喜びなのです。

 

一年かけて続けた場合は、今回の音程だけではなくて実はものすごく

大きく歌を歌うにあたっての心構えの面で変われます。

 

実は心構えができあがらないと

音程も、音痴も、ステージングも、声量も

 

上がらないのが歌です。

 

なんでもそうですが一番大事なものはテクニックではないんですよ。

一番大事なものは、自分の心の中身です。

そこの部分に触れて逃げずに続けた方々は

2年目に入って、ものすごい成長を一気にしています。

 

自分の今の程度を知って。

今何が必要で何をすべきか。知ることが大事です。

 

一生歌い続けるとしたら今、そのことに気が付けて歌がうまくなっていけるのは

本当に素晴らしいことですよね。

 

心の中身をどのように自分が持っているのか。

 

歌はどんなにごまかしても、本番で素が出てしまいますので、

その真実を知って初めて、歌を歌うことの

すこし怖さも知って、、、(ここはとても大事です)

 

人は、歌でどんどんと変わっていくのだと思っています。

声を出して気分がよくなり来ている喜びが歌に変わっていく

その様子をみるのは、私にとって素晴らしい時間です。

 

 

 

 

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